さて、ナマズ釣りをするにあたってやっておいた方がよいのが釣り場の下見です。
具体的には、
- 駐車スペース
- 危険個所
以上の2点は確実に把握しておいた方がよいでしょう。
駐車スペースは大丈夫?
当然ですが駐車禁止の場所に止めてはいけませんし、また駐車禁止でないにしても、狭い道をふさいだりして近所の人の迷惑になってはいけません。
人様の敷地に勝手に止めるなんて言語道断。
トラブルの種を自らまくようなことはやめましょう。
これって当たり前だと思うんですけど、けっこう自分勝手なことやってる人が近所の釣り場にいるんですよね。
そこから5分も歩けばいい駐車スペースがあるというのに。
そういう身勝手な釣り人が駐禁切符を切られたりお巡りさんに捕まったりするのはどうでもいいんですけど、そのうちその川が釣り禁止になるんじゃないかと心配なんですよ。
実際にブラックバスのいる近所の野池は近隣住民からの苦情もあって全部釣り禁止になってますし、釣り人のマナー違反で立ち入り禁止になった漁港や堤防も最近増えてると聞きますから。
ルールとマナーを守っていつまでも釣りを楽しみたいものです。
釣り場の危険個所を確認する
これは主に護岸工事されていない釣り場での話ですが、伸びた草によって岸と川の境界が分からなくなってることがあります。
特に水面から足場まで高さのあるポイントでは要注意。
普段なら大したことない高さでも、不意に落ちたら大怪我につながる危険性がありますので、そういう釣り場では一歩下がって釣るのが良いでしょう。
恥ずかしながら、よく行く釣り場でもう少し行けると思って前に出たら危うく落ちそうになって尻もちをついたことがありますし、下見せずに初めて入った釣り場が予想外に急斜面で、注意深く下りて行ったのですがズルズルっと滑って落水したことがあります。
また、斜め護岸も意外に滑るので注意が必要です。
雨で濡れてたら当然ですが、草や枯れ葉、砂利がかぶさっている場所もけっこう滑ります。
しかも斜め護岸で滑って転んだ場合、地面がコンクリートなので非常に怖い。
私は右手に竿、左手にタモを持った状態で滑ったのですが、左肘を強打して悶絶しました。
川に落ちて濡れるぐらいならよいですが、折れたりくじいたり怪我をするのが一番つまらないですので、無理をせず安全に釣りを楽しむのがよいでしょう。
これはナマズ釣りに限った話ではありませんけどね。
立ち入り禁止区域
あと私の近所にはありませんが、もし立ち入り禁止の水路や川があるとしたら、そこは絶対入ってはダメです。
またフェンスを乗り越えたりするのも、いくらナマズがたくさん泳いでいようが厳禁です。
立ち入り禁止の看板やフェンスだったりっていうのは、当然そうなる理由・設置される理由があるわけですので素直に従わなければなりません。
立ち入り禁止の防波堤に忍び込んだ挙句、海に落ちて死んだ釣り人がニュースになったのを聞いたことありませんか?
ごみのポイ捨て
それからトラブルとは直接関係ないですが、常識としてごみやタバコのポイ捨てはやめましょう。
私はこれまで釣り場で何人かのナマズ釣り師と会いましたが、なぜかほぼ全員が喫煙者。
そして雑談をしてる最中にたばこを吸いだした彼らはひとしきりニコチンを体内に入れた後、何の罪悪感もなさそうに吸い殻を足元に捨てました。
おそらく普段からどこでもそうしてるんでしょうけど、釣りをさせてくれる川に対してあんまりな仕打ちじゃありませんかね?
魚だけではなく、釣り場や自然環境に対しても優しくありたいものです。