釣り用品・基本編

このページでは竿・リール、仕掛け以外でなくてはならないもの、あると便利な釣り用品たちを紹介します。

ひとくちに釣り用品といってもこれまたたくさんあります。ですが実際釣りをやってみると使うものってそれほどたくさんあるわけじゃないんですよね。
あればまぁ便利なんだろうけどなくても困らないよってものもあります。

釣具店で買わなくてもホームセンターなどで安く代用品として買えるものもありますし、自分オリジナルの便利グッズを探してみるのも楽しいでしょうね。

日常生活の中で、「お、これ釣りに使えるんじゃないか?」なんてものを発見したらさっそく試してみましょう。それがうまく行ったら魚を釣ったのと同じくらいの快感がありますよ^^

クーラーボックス

クーラー

釣り用品の中で最もメジャーなのがクーラーでしょう。各メーカーからいろいろな大きさのものが出てますが、大小2種類あると便利です。ハゼや防波堤釣り、根魚を探ったりするのならそれほど大きなものは必要ありません。

私はもっぱら16リットルのものを使っています。やや小さいですが、軽いので移動が苦になりませんし魚も意外にたくさん入ります。釣り慣れてきて、スズキ、タチウオ、青物など大型の魚を相手にするようになったら大きなものを買えばよいと思います。

でも、あまり大きいものですと重くてつらいこともあります。中身が空っぽで帰宅するときなどは特に・・・。釣り場から車までが近ければいいのですが、なかなかそういう訳にもいきませんのでね。

クーラーボックスはメーカー品がおすすめ

さて、釣り道具に限ったことではないのですが、やはりいいものを買った方が長い目で見るとお得です。安物買いの銭失いとのことわざにもありますがクーラーに関しても同じ事が言えそうですね。

やはり一流メーカーの商品はしっかりできていますから、何年も使うことができます。

安いクーラーがだめだというわけではありませんが保冷力、強度の面でやはり見劣りすることは否めません。数回の釣行では分からないかもしれませんが、回数を重ねると徐々に、そして確実に差が出てきます。

また、釣り専用につくられたものには、ふたを開けると小物を入れる中皿のようなものがついていまして、この中皿に予備のオモリやヨリモドシ、はさみなどを入れておくことができるので非常に便利なんですよ。

私は発泡スチロールを丁度よい大きさに切って中に1段「棚」を作っています。そしてここにエサパックを置いたりしています。

座っても大丈夫な堅牢なクーラーボックスです。サイズは各種取り揃えております。

はさみ

これは必需品です。ハリスを交換するときや糸を結んだときに出る余った部分をカットするためですが、私は長い虫エサを短く切るときや固い頭の部分を落とすときにも使います。クーラーの中皿に2つほどいれていますね。

はさみは無くしてしまうと非常にやっかいなことになりますので注意しましょう。

ウェストポーチ

ウェストポーチ

この中にクーラーの中皿に入らないような小物を入れていきます。私が入れている物は、仕掛けや、ガン玉、針、ハリス、自動針結び機・・・etcです。

ほとんどクーラーやポケットなどに入れて済ませてしまいますが、違う釣りをする可能性がある時に持っていきます。

また小さな爪きりにひもをつけて、ファスナーのつまみに結んでいます。これは万一はさみを落としたりした時のスペアなんです。

三脚

三脚

三脚は竿をかけておく道具ですが、置き竿にするためだけではありません。
仕掛けを作るとき、エサを換えるとき、魚をはずすときなどに竿やリールを直接地面につけないのが大きな目的です。

とは言ってみたものの、私はクーラーを三脚代わりに使うことが多かったりします。(三脚って結構重いんですよね)

ですが、地面に砂が多く含まれる釣り場では必ず持っていきますよ。リールを地面につけてしまうと砂をかんでイヤな感じになったりもしますのでね。

竿もリールも使ってるうちにどうしても傷はついてしまうものですが、できるだけ傷まないように、大事に扱っていきたいものです。

水汲みバケツ

水汲みバケツ

防波堤で釣りをするときにあると便利なのがバケツです。
エサや魚をさわっていれば必然的に手が汚れますので、バケツに水を汲んでおけば手を洗うことができ気持ち悪いこともありません。

また、コマセを使った場合、汚れた釣り座を洗い流すことができます。
しかしながらどんなバケツでもよいのかというと、そうでもなさそうです。家庭用のバケツにひもをつけたものでも十分なのですが、かさばるんですよね。

私はできるだけ余分な荷物は持ちたくないと考えてますので、釣具店に置いてあるクシャッとつぶしてコンパクトになるものを使っています。

タオル

魚をつかんだり、エサで汚れた手をふくために1枚、釣りを終えて手を洗う時に1枚、合わせて2枚ほど持っていくとよいと思います。

私は古くなったタオルを釣り用にして使っていますよ。普通のタオルと一緒にならないように油性マジックで大きく「釣り」と書いています。

メゴチバサミ

メゴチバサミ

メゴチバサミはその名のとおりメゴチをつかむ道具なのですが、メゴチだけでなくハオコゼやゴンズイといった毒魚をつかむ場合にも使います。

まずメゴチですが、あのヌルヌルですからタオルでつかむ気になれないんですよね。また、エラの上のほうには突起があり、毒はありませんが刺さると痛いです。

ですが、食べるとおいしいこの魚を私はほうっておけません。そこでメゴチバサミの登場です。手を汚さずにしっかりとつかんで針を外すことができるので大変重宝します。

また、ハオコゼやゴンズイは毒針を持っています。刺されてしまうとものすごい痛みに襲われるようですので、針を飲まれている場合などは無理せずハリスから切って海に戻してやりましょう。

ワニグリップの先端をロックせずにホルスターに収納することで、取り出すだけでワニグリップが開き、獲物を瞬時に捉えることができます。

エサ箱

エサ箱

虫エサは特に鮮度が大切です。死にかけた動きの悪いエサでは釣れるものも釣れません。
特に夏場、日差しが強く気温が高い場合などは気をつけなければなりません。面倒だからとパックさら外に放置してしまったらすぐだめになってしまいます。

そこで私はエサ箱を使っています。まずエサの入ったパックはクーラーの中に入れ、その中から必要に応じて2,3匹づつ小出しにして使うというやり方です。
また、昼間太陽が出ているときは、クーラーの日陰に置いてやったりしています。

少々細かいですが、釣果アップの秘訣です。獲物の元へ元気なエサを届けてやりましょう。

断熱材入で夏場の内部の温度上昇、冬場の温度下降を抑えエサを長持ちさせるクーラータイプ。